| 2008年5月6日(火) |
| 『アラブの大富豪』 前田 高行 著, 新潮新書, 190ページ |
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UAEとカタールの国民一人当たりのGDPは日本人の約5倍。これは本書の中で紹介されている数字の一つです。
その格差の源は、足元から湧き出してくる石油です。石油が1バレル100ドルとすると、埋蔵されている石油の総額は1京3000億円という天文学的数字になるそうです。
そして、その埋蔵石油の大部分がアラブ世界に有ります。つまり、石油の取引を通じて、世界中から中東へとお金が吸い寄せられており、これからも吸い寄せられ続けるのです。これは世界の石油消費国が中東諸国に多額の税金を支払っているのと同様です。
そんな、中東で石油を牛耳っているのは、実は各国の王族達であり、彼らは度重なる石油ショックによる石油高騰を通じて、既に莫大な富を握っています。
そんな王族=大富豪の歴史と苦悩が分かりやすく説明されており、今の中東産油国を理解するのに大変役立ちました。
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| 2008年4月8日(火) |
| 『夜は短し歩けよ乙女』 森見 登美彦 著, 角川書店, 301ページ |
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舞台は名門の京都大学。
麗しくも不思議ちゃんな後輩の乙女に思いを寄せる、初心な男子大学生が、恋を成就させる為に悪戦苦闘をする話です。
京都の街に現れる"神様""だるま""吹流し"、著者独特のファンタジーを取り混ぜた摩訶不思議な世界が、軽快なタッチで綴られています。
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| 2007年9月22日(土) |
| 『成功はゴミ箱の中に-レイ・クロック自伝 世界一、億万長者を生んだ男-マクドナルド創業者』 レイ A.クロック 著, ロバート・アンダーソン 著, 野崎 稚恵 訳, プレジデント社, 386ページ |
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誰でも知っている『マクドナルド』の創業者レイ・クロックが、その半生を語った自伝です。
レイ・クロックは50代でマクドナルド兄弟が経営するハンバーガーショップと出会い、チェーン展開を始めます。
様々な困難を乗り越えながら、経営者レイ・クロックが、マクドナルドを一店舗から始め、フランチャイズオーナー達と世界最大の飲食業へと育てていく様子が、エピソードを交えながら語られています。
また、経営者としての顔だけでなく、レイ・クロックが一人の男として恋に落ち、仕事が手に付かなくなると人間くさい部分も語られており、読みながらかなりドキドキしました。
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| 2007年5月27日(日) |
| 『娘に贈る12の言葉-人生と投資で成功するために』 ジム・ロジャース 著, 林 康史 訳, 日本経済新聞出版社 |
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投資の勉強をかじったことが有る人なら、著者である「投資家ジム・ロジャース」の名前を聞いたことがあるだろう。
著者は、投資により巨額の富を得て、37歳で引退した。そして、60歳を過ぎて第一子を授かったのである。そんな彼が、愛娘に伝えたい人生訓が纏められている。
これから投資を始めようと思っている人にとっては、『金持ち父さん 貧乏父さん』と並んで、是非、読んで欲しい一冊です。
ジム・ロジャースの投資は、世界の大きな潮流に乗る長期投資なので、普段は会社に通っていて、「デイ・トレードなんて不可能!」という人や、長期的な資産形成を考えている人には特に参考になると思います。
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| 2007年5月27日(日) |
| 『人口が変える世界 -21世紀の紛争地図を読み解く』 日本経済新聞社 編, 日本経済新聞社 |
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昨今、年金問題が大きくクローズアップされているが、実はこの現象は日本に限ったことではない。同様の問題は人口が増えているアメリカを除くすべての先進国に共通の問題である。
交通手段と通信手段が著しく発達した結果、グローバル化が進み、世界は時間とともに問題も共有し始めている。
年金のような経済的な問題以外にも、食糧問題・公害・紛争・テロなどの、人類が抱える諸問題を考える上で、人口・年齢構成・教育・性別・宗教などの要素は欠かすことができない。。
本書は、人類が抱える諸問題や経済活動のトレンドを、地域・人種・宗教・年齢構成などのトレンドから読み解こうというものであり、平素新聞紙面を賑わわせている様な短期的な問題の先を見つめようとしている。
一冊の本の中で、同様の事象が反復して登場し、纏め方は不十分なところもあるが、投資に関して長期的な視点を持つ上で、大変参考になった。
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| 2007年5月7日(月) |
| 『「紫の牛」を売れ!』 セス・ゴードン 著, 門田 美鈴 訳, ダイヤモンド社 |
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「成功している人のやり方を踏襲してビジネスをすることが、実際にはハイリスクである。」という考えに基づき、『紫の牛』=『他社と一味違い、人々の目を引く商品またはサービス』を提供することこそが大いなる飛躍の礎となると説いています。
成功した人のほとんどは、その挑戦を敢えてしてきた人である、というのですから、凡人にはとてもエネルギーが必要なことだと思います。
言っていることは、至極当たり前のことでは有るのですが、自分のビジネスの中で、次の方向性を考える上で、大変参考になりました。
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| 2007年4月29日(日) |
| 『何のために働くのか』 北尾 吉孝 著, 致知出版社 |
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昨年末とある講演会で著者の北尾氏の講演を聞き、深い感銘を受けました。
本書を書店で見つけ、副題「若いビジネスマンへ伝えたいこと。」を自分へのメッセージと勝手に解釈し、早速購入しました。
北尾氏の祖先の一人が、北尾墨香とう幕末の儒学者であったということで、北尾氏は幼い時から古典に触れ、非常に古典に造詣が深い方です。
経営上でも古典を紐解き、行動指針とされています。
本書はそんな北尾氏が日本の現代の若者を憂えて、その人生に手を差し伸べるべく書いたものです。
仕事への心構え、人生への心構え、について、ビジネスマンとして成功した北尾氏の教えが詰まっています。
今の仕事に悩んでいるアナタ。ちょっと説教臭いところもあるのでウンザリするかも知れませんが、この機会に「大人代表」北尾氏のご意見に耳を傾けては?
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| 2007年3月31日(土) |
| 『丁庄の夢―中国エイズ村奇談』 閻 連科 著, 谷川 毅 訳 河出書房新社 |
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高層ビルが立ち並ぶ上海や香港。
そんな豊かになった中国の表社会からは創造もつかないような社会問題の一つ、「不衛生な売血で貧困層に広まったエイズの問題」を題材にした本です。
丁庄という平原の小さな村で、父が売血をしていたことから、エイズ患者に恨まれ毒殺された息子、という死者の視点から物語が語られます。
エイズが蔓延し、村の半数以上がエイズ患者という救いようの無い状況に置かれた村人の、生活が現実的に語られています。
商才に長け豊かになる父と、一方エイズにより更なる貧困に陥る村人の軋轢。
村の名士であり両者の間に立つ祖父の心は、親子の情と、正義感の間で揺れ続ける祖父の姿が、中国社会の苦悩そのものに思えます。
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| 2007年3月7日(木) |
| 『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~ 』 リリー・フランキー著 扶桑社 |
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どこか昭和の哀愁の漂う東京の象徴『東京タワー』
浅草に第二東京タワーが造られることになり、電波等としての役割を終えようとしています。
本書は、リリー・フランキーの半生を書いた自伝とも言えますが、とある普通の母子の家族模様をありありと描いています。
著者は古い炭鉱の町で生まれますが、親の離婚や貧しい生活という苦難の末に、単身で東京に上京し、そのまま東京の人となります。
母が病気になり、最後にたどり着いた東京での母子二人の生活。
病魔に蝕まれても、いつも明るく、自分よりも他人の世話を焼こうとする母の姿に、自分も親の有り難さを感じてしまいました。
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| 2007年2月12日(月) |
| 『大地の咆哮 元上海総領事が見た中国』 杉本 信行 著 |
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中国の隆盛が話題となり、中国脅威論が日本でも広まってきていますが、その裏にある政治と歴史の背景を知る上で大変参考になりました。
実際に、自分が上海やシルクロードを訪ねた感触や、ニュースで報道される中国では力強く発展する中国像を肌で感じてきましたが、その裏側にこれ程までに奥深い中国が本当にあるとは正直なところ信じがたい部分もありますが。とは言うものの、とにかく長きに渡り中国外交最前線で活躍してきた著者が、本書の中で語る中国こそが真実なのでしょう。
これから中国に行かれる方や、中国へ投資される方。中国ビジネスをされる方は、チャイナリスクの資料として、是非とも一度読んでみて下さい。
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| 2007年1月28日(日) |
| 『BCG流 非連続思考法』 リュック・ド・ブラバンデール 著 |
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変化の段階を、@思考の変化と、A現実の変化と2段階に分け、それらを現実の世界でマネッジしていくにはどうすべきかをかを説明している。
思考が行き詰った際に、負のスパイラルから抜け出す一助となるかも知れない。
ただし、本書は極めて概念的な議論を展開しているので、現実への落とし込みは読者に委ねられている感がある。
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| 2006年11月5日(日) |
| 『月下の恋人』 浅田 次郎 著 |
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ちょっと不思議な切ない恋物語を浅田次郎特有のタッチで綴っています。
浅田次郎ファン待望の新刊ですが、かなりディープな浅田次郎ワールドが展開されるので、ちょっと遣り過ぎの感もあります。
初めて浅田次郎の作品を読む人は、別な本から入ったほうが良いかもしれません。
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| 2006年9月24日(日) |
| 『HIS 机二つ、電話一本からの冒険』 澤田 秀雄 著 |
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急成長するネット企業とは異なり、一歩一歩堅実に業績を伸ばしてきたHIS。その軌跡を創業者の視点から語っており、興味深い一冊です。
また、澤田氏がHISの後に手がけた、航空業・ホテル業・証券業等についても経緯に触れ、困難を如何にして乗り越えてきたかを語っています。
書き始めてから出版まで多少時間差があったのか、新刊の割には記述が古い部分もあります。
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| 2006年9月3日(日) |
| 『アポロとソユーズ―米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実』 デイヴィッド・スコット+アレクセイ・レオーノフ著 ソニー・マガジンズ |
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月面着陸に向けた、アメリカとソ連の競争を、両国の宇宙飛行士の回想という形で纏めてある。
著者のデイヴィッド・スコットは米国の宇宙飛行士でアポロに乗って月面着陸を果たした。一方、アレクセイ・レオーノフはソ連の宇宙飛行士で、月面着陸を果たすことは出来なかった。
両者とも空軍のパイロットから宇宙飛行士になった経歴を持ち、共に国の最高のエリートであったが、宇宙開発競争という政治的な争いの中で、翻弄され葛藤する。
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| 2006年7月16日(日) |
| 『あやし うらめし あなかなし』 浅田次郎著 双葉社 |
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夏の夜にピッタリの幽霊話です。
怖いだけじゃありません。
現世に未練有っての幽霊。
浅田次郎流の、切なさいっぱいの幽霊談は今この時が以下に貴重かを思い出させてくれます。
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| 2006年6月24日(土) |
| 『タイ株投資 完全マニュアル』 石田和靖著 |
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中国・インドに続く株式投資先としてタイを推奨しています。
日本語で得られるタイの株式市場の情報はまだまだ少ないので、貴重な情報源であり、巻末の企業情報は情報は少ないながらも参考になります。
但し、本書に関して言えば、某証券会社の宣伝という正確が強いです。
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| 2006年6月4日(日) |
| 『大投資家ジム・ロジャーズが語る 商品の時代』 ジム・ロジャーズ著 林 康史・望月 衛訳 |
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商品取引というと、悪いイメージが先行しがちですが、本書では証券市場と商品市場の逆行性に注目し、両方の市場に投資することが真の分散投資になる、と説いています。
以前の日記にもありますが、かつて読んだ『石油の終焉』などの本からも、BRICSの各国における生活水準の向上により、今後商品の不足傾向が強まることは明らかと思われる為、商品投資も検討してみる必要を感じました。
これを機会に、商品投資(コモディティ)の勉強をしてみようと思います。
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| 2006年4月23日(日) |
| 『ブランド王国スイスの秘密』 磯山 友幸 著 日経BP |
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本書は、先ずは真っ赤な装丁に目を引かれます。
国旗がブランド価値を持つ国スイス。スイスという国自体が、一つのブランドとして存在感を持っています。
また、ネスレ/スウォッチ/ロッシュ/リシュモンなどの国際企業も、廉価な商品と高級品でブランドを使い分け、独自のブランド戦略で、世界的優位を築いています。
そのスイスのブランド戦略の優れている点を紹介し、優れたブランド戦略が生まれた土壌を考察しています。
オメガもティソもスウォッチも全て同じグループだって知ってましたか?
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| 2006年4月16日(日) |
| 『石油の終焉』 ポール・ロバーツ 著 久保 恵美子 訳 光文社 |
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電灯も水もエレベータも何もかも、エネルギー供給無しには動きません。
誰もが知っていることですが、そのエネルギー源の主役は、石油を始めとする化石燃料です。
本書は、「石油がいつか枯渇する」という悲観論を煽動するものではありません。
エネルギー問題の歴史を紐解くことから始まり、石油をめぐる戦争・環境問題・次世代エネルギーへの転換などがドキュメンタリー調で綴られており、最後に、未来のエネルギー利用のシナリオを検討しています。
本書を読むと、昨今ニュースで話題になっている、原油高/イランの核開発問題の影響/春暁ガス田問題の重要性/イラク戦争などが、エネルギー問題と大きく関わっていることが分ります。
また、今後のシナリオ分析は今後の世界の動きを読む指針となるものです。
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| 2006年3月13日(月) |
| 『7つのムダを捨てれば、すべてうまくいく!』 壺阪龍哉著 (PHP研究所) |
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サラリーマンにとって、仕事の時間は意外と無駄が多いものですよね。
次から次へと電話や仕事が降って来て、なかなか本当にしなければいけないことが終らないですよね。
そんな悩めるサラリーマンが如何にしたら上手に仕事を進めて自分のペースで仕事を進められるのかを提案している本です。
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| 2006年2月25日(土) |
| 『お腹召しませ』 浅田次郎著 (中央公論新社) |
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昔は歴史小説が嫌いだったという著者が、幼い頃に祖父から聞かされた昔話を題材に、幕末の人間模様を歴史を織り込みながら綴った物語です。
江戸時代末期から明治初期を生きる武士たちが、250年の太平の世の中の中で築かれてきた様式や武士道に縛られ、四苦八苦する姿を滑稽に描いています。
作品に描かれた幕末に比べたら現代はなんて生き易い時代だろう、と感じてしまいます。
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| 2006年1月9日(月) |
| 『マヤ』 ヨースタイン・ゴルデル著 池田香代子訳 (NHK出版) |
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数年前に『ソフィーの世界』とう本が話題になったことがありましたが、本書は同じゴルデル氏の著書です。
『マヤ』という題名がなんとなく神秘的で、表紙も気に入ったので読んでみることにしました。
物語は、熱帯フィジー諸島にある日付変更線上の島「タヴェウニ」島から始まり、偶然同じコテージに居合わせた宿泊客たちの間の会話として、「生命の存在意義」や「宇宙と意識」など様々な問題が提起されていきます。
多様な立場からの意見が交わされ、哲学的?と思われる難解な文章も出てくるので、私は何度も前のページを読み返しながら読み進めましたが、それでも理解に苦しむところも多数ありました。
一方で、全体的には、物語風に書かれており、真理の追究と、宿泊客たちの個人的な事情が上手く交差しながら話が進行するので、単なるストーリーブックとしても、読み応えがあります。
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| 2006年1月7日(土) |
| 『インド株で大儲け!』 高橋守著 (あさ出版) |
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インドでは、健全な人口構成から、日本の高度経済成長の再来が約束されているようにも思われます。
昨今の中国株の低迷から、インド株への投資が非常に注目を集めています。
しかしながら、日本国内からインド株への投資する方法はまだまだ限られているのが実情です。
本書では、インド株投資のメリットとリスクを分りやすく解説しながら、日本に居ながらにしてインド株を購入する方法を解説しています。
「BRICsへの投資に非常に興味があるが、どこから手をつけて良いのか分らない。」という方の一助になるものと思います。
本書はあくまで入門の書です。実際に投資する際には、新聞や雑誌等も当たり、インド情報を広く収集されることをお薦めします。 |
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| 2005年12月31日(土) |
| 『ぜったい儲かる!「輸入ビジネス」』 中村貞彦著 (すばる舎) |
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「少ない資金で簡単開業できる」という副題に惹かれて読んでみました。
商品発掘の手法から貿易実務、日本国内での商品販売戦略に至るまでの内容がカバーされており、薄い本ながら大変参考になりました。
内容は非常に面白かったのですが、輸入商社の開業には、貿易実務の知識や英語力が必要で、やはり「簡単開業」とはいかないようです。
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| 2005年12月11日(日) |
| 『ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人』 ハーブ・エッカー著 本田健 訳・解説 |
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本田健氏は、現代人のお金に関する様々な本を著しており、日本版『金持ち父さん』のような方です。
Amazon.comで暫くベストセラーになったいたので読んでみました。
依然、同氏の著書である『ユダヤ人大富豪の教え』も読みましたが、同氏のお金に対する哲学は非常に興味深く、楽しく読ませて頂きました。
さて、本書はハーブ・エッカー氏の著書の訳ということになっていますが、実際には本田氏の考え方が多分に盛り込まれていると予想します。
中身もやはり『金持ち父さん、貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ著)と似ていましたが、内容は平易で初めて読む方には本書の方が読み易いと思います。
もし私が将来お金持ちになったら、それは本書のお陰かもしれません。
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| 2005年12月6日(火) |
| 『リーダーになるために』D・カーネギー協会 編 山本徳源 訳 |
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カーネギー氏は、「人が対人関係を良好に保ち、豊かな人生を送るにはどうしたら良いか」を長く研究していた人です。
同氏は、自ら教鞭を取っていた、社会人向けの人間関係に関する教室を通して得た様様な経験と知見を、分かりやすく解説しています。
他人への気配りや、日々の気の持ち方がなど、日常生活に役に立つことも数多く含まれています。職場等で人間関係にお悩みの方は読んでみては如何でしょうか?
本の内容は、カーネギー氏の著書『道は開ける』の抜粋と言っても良い内容で、『道は開ける』の記述が各所に引用されています。お読みになるなら『道は開ける』のほうがお薦めです。
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| 2005年11月6日(日) |
| 『起業の条件』折口雅博 (経済界) |
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著者の折口氏は、一世を風靡したあのジュリアナ東京の創始者。
現在は人材派遣企業のパイオニアである、グッドウィルグループとコムスンの代表者を務める。
本書は、折口氏から起業をめざす若者へのメッセージであり、起業する際の心構えや、折口氏の失敗談など非常に興味深い。
陸上自衛隊少年工科学校→防衛大学→日商岩井という著者の経歴も、著者が起業家として成功した強力な基盤となっているように思われる。
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| 2005年10月24日(月) |
| 『憑神』浅田次郎 (新潮社) |
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時は幕末、由緒正しき「御徒歩」の家系の次男に生まれた別所彦四郎は、文武に秀で、一度は良家の婿養子に納まったものの、離縁され実家へ出戻りうだつの上がらない生活を送っていた。
そんな折、酒によって川原の祠に手を合わせたことから、彦四郎の人生が急展開し始める。
彦四郎の身に数々の苦難苦労が降りかかり、それを乗り越えながら、彦四郎は武士道に目覚めていく。
正しい生き方とは何か、人生を全うするとはどういうことか、について考えさせられる一冊です。
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| 2005年10月2日(日) |
| 『時生』東野圭吾 (講談社文庫) |
息子の臨終の時、父親が思い出したのは、妻と結婚する前の不思議な少年とのエピソード。病院での回想から父のそして息子の出生の秘密が明かされる。
東野圭吾の作品は初めて読みましたが、小説の中で登場する、若い頃の父と息子の掛け合いに、ハラハラしたりイライラしたり、読み出したら止まらず、通勤電車や地元のマックで読みながら涙してしまいました。 |
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